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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

南大阪

思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

135坪の広大な敷地には、かつて施主様の祖父母がお住まいでした。

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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

設計を始める前に、解体する前の古い家屋を拝見させていただく機会を得たのですが、子供の頃の記憶を目を細めて懐かしそうに回想する施主様の姿を拝見して、何らかの「記憶の手掛かり」が残せないものだろうか、と直感しました。

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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

敷地に残されていた、植栽、門柱、石垣などを再利用し、かつて家族の団欒の場であった空間位置を正確に復元する計画とし、直接的な手掛かりの残っている古い建具等は再利用することにしました。

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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

建築的には掘りごたつのあるリビングダイニングを家族団欒の中心に据え、リビングの吹き抜けを介して上下空間が分断されないような平面としました。

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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

また通風には慎重に配慮して[風の通り道]を想定ました。南側の大きな開口部は遮熱高断熱型の高性能ガラスを採用しレベルの高い遮熱を採用することができました。

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思い出の手がかりを残して。建て替えで叶えた開放的なお家

全体的に古き良きものを現代の生活環境に無理なく合わせる住宅ができたと思います。(北野彰作建築研究所、アトリエキューブ)

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用途 :専用住宅
敷地面積 :445.69㎡
延床面積 :128.14㎡
竣工 :2012/12
構造 :木造2階建て
設計 :北野彰作建築研究所、一級建築士事務所アトリエキューブ建築設計  橋詰慎
施工:創建
写真家 :冨田英次

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