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周囲の視線を防ぎながら光を感じることができる3階建ての白い家

大阪府大阪市

  • 大阪市に建つ50代の夫婦のための木造3階建て住宅。
    敷地は南向きだが対面する中層マンションからの視線を防ぎながら光と風を取り入れることが課題となる。そこで風を通す大小の穴のあいた白い鋼製床材を目隠しスクリーンとした。スクリーン内側の居間に面したテラス床にも同じ材を用いた。スクリーンを通った粒状の光が床で濾過され、更に細かい光の粒がガレージに落ちる。

  • 居間は南北に2つのテラスを持ち、北側テラス床にも同じ材を用いることでテラス下の坪庭にも柔らかな光を届ける。

  • 坪庭は寝室と和室に面している。夜には照明の光によってガレージや坪庭、道路に光の粒が溢れ出る。昼も夜もこの家の様々な場所で光の粒を感じることができる。

用途 :住宅

敷地面積 :80.01㎡

延床面積 :109.37㎡

竣工 :2016/3/15

構造 :木造3階建て

設計 :山下喜明建築設計事務所

施工:創建

写真家 :冨田英次